公演・イベント

なぎさシネマ特別編

悪名
開  催  日 令和元年10月27日(日)
上映時間 ①10時00分~(開場:9時30分~)
※友の会の割引はありません。
会  場 大ホール
内  容 喧嘩は強いが情けには弱い、痛快無類の好男子、八尾の朝吉(勝新太郎)の活躍を描いた娯楽映画。威勢のいい河内弁と激しいアクションで話題を呼んだ。今東光の人気小説を大映京都撮影所のスタッフ・キャストが見事なチームワークで映画化している。監督の田中徳三、脚本の依田義賢、カメラの宮川一夫、美術の内藤昭、照明の岡本健一、録音の大谷巌らは、日本映画の巨匠として知られる溝口健二監督の諸作品を支えた一流のスタッフである。セット、照明、撮影のコンビネーション、画面の隅々まで行き届いたその技術力を堪能することができるだろう。撮影所という夢の工場が十分に機能していたことを知ることができる一篇でもある。モートルの貞を演じた田宮二郎と勝新太郎のコンビも絶妙で興行的にも大ヒット、本作以降シリーズ化されて大映では15本製作された。そのほとんどの脚本を手掛けた依田義賢によれば、物語はある時期からは原作を離れ、シナリオ作家の創作だったとのことである。
隠し砦の三悪人
開  催  日 令和元年10月27日(日)
上映時間 ②13時30分~(開場:13時00分~)
※友の会の割引はありません。
会  場 大ホール
内  容 時は戦国時代。隣国との戦いに敗れた秋月家の侍大将=三船敏郎は、残された姫を擁し、隠しておいた軍用金を掘りだして、敵中突破を図ろうとしていた。同盟国に脱出するためである。 二人の百姓を狂言まわしに使い、お家再興にまつわる宝探し、敵中横断にともなう追っかけなどを盛りこんだ作品。襲いかかるさまざまな難関、手に汗握るスリリングな場面が連続する。そのようなシチュエーションをいかに面白く組み立てるかに三人の脚本家、菊島隆三、小国英雄、橋本忍と黒澤明は大いに知恵を絞ったという。観客を決して飽きさせないという決意のようなものもうかがえるシナリオである。 この映画が製作された1958年は、映画館入場者数が史上最高の11億2745万人を数えた年である。この時、映画は文字どおり大衆娯楽の王者であり、そしてこの作品は、まさにその記念すべき年にふさわしい作品であった。「キネマ旬報」ベストテン第2位。1959年ベルリン国際映画祭監督賞、国際映画批評家賞を受賞。
 嵐を呼ぶ男
開  催  日  令和元年10月27日(日)
 上映時間  ③18時00分~(開場:17時30分~)
※友の会の割引はありません。
 会  場  大ホール
 内  容 実兄・石原慎太郎の小説を映画化した『太陽の季節』(1956)でデビューした石原裕次郎は、中平康の『狂った果実』(1956)や田坂具隆の『乳母車』(1956)など、新鋭、ベテラン監督の話題作に出演し、着実にスターの道を歩み始めた。港町を舞台にした『俺は待ってるぜ』(1957、蔵原惟繕監督)では、「ここではないどこか」を求める孤独な青年を、甘い感傷を交えて演じ、自らのイメージをスクリーン上に描き出した。また同名の主題歌もヒットさせ、歌う映画スターとしての出発とした。本作はその裕次郎のイメージを決定的にした記念碑的な作品である。1958年の正月映画として公開され、総配収3億5,600万円(当時の平均入場料62円)を超える大ヒットとなり、1954年に製作を再開した日活にとっても、その後を決定づけた作品である。監督の井上梅次は新東宝からの移籍組だが、裕次郎が指を負傷してドラムを叩くことができず、とっさにマイクを握って歌い始めるというツボを押さえた演出で観客を楽しませ、この一代の大スターの誕生を導き出した。
お問合せ 相生市文化会館 TEL:0791-23-7118  FAX:0791-23-7175

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